
こんにちは!
最近こんなお悩みありませんか?
- 「パソコンの電源を入れてから使えるまでに5分以上かかる…」
- 「文字を打っても1秒遅れて反応する」
- 「ネットが重くて動画が止まる、イライラ!」
それ、もしかしたらちょっとした工夫で改善できるかもしれません。
今回は、パソコンの動作が遅くなる原因とインターネットが遅くなる原因を、それぞれ細かく・やさしく・深く解説します。専門用語も噛み砕いて解説するので、パソコンが苦手な方でも大丈夫。
読み終わるころには「なるほど、そういうことか!」と思えるはずです。
パソコンの処理が遅い原因と深掘り対策

✅ 原因1:アプリが“裏で”勝手に動いている
■ なぜそれが問題なの?
人間でいえば、「話しながら、洗い物しながら、テレビも見ながら…」という“ながら作業”をずっと続けているような状態。疲れますよね。
パソコンも同じです。
**表に出ていなくても裏で動いているソフト(常駐アプリ)**が多いと、CPU(考える力)とRAM(作業スペース)が圧迫され、どんどん処理が遅くなります。
■ よくある常駐アプリの例:
- ウイルス対策ソフト(2種類以上入ってると重複動作の可能性あり)
- クラウド同期(Google Drive、Dropbox、OneDriveなど)
- 音楽ソフトやプリンタ設定ソフト
■ どうやって対処するの?
- 「Ctrl + Shift + Esc」でタスクマネージャーを開く
- 「スタートアップ」タブで、不要な項目を右クリック→無効にする
- 「プロセス」タブで、メモリやCPUを大量に使っているアプリを確認
⚠️ ウイルス対策ソフトなど重要なものは無効にしないように注意しましょう。
✅ 原因2:メモリ(RAM)が足りない
■ メモリって何?
パソコンのメモリ(RAM)は、「作業机」のようなもの。
机が広ければ資料をたくさん広げてスムーズに作業できますが、狭い机ではあちこち片付けながらの作業になり効率が下がりますよね。
■ どれくらいが目安?
- 【最低限】:4GB → ネット閲覧やメールだけならOK
- 【おすすめ】:8GB以上 → 動画視聴や複数アプリの同時使用が快適
- 【動画編集やゲーム】:16GB以上が理想
■ 自分のパソコンのメモリを確認する方法:
- 「スタート」→「設定」→「システム」→「詳細情報」
- 「実装RAM」や「メモリ」と書かれているところをチェック
■ 対処方法:
- アプリやブラウザの同時起動を減らす
- メモリを増設する(対応機種なら簡単に可能)
- 動作が遅くなるアプリ(Zoom、動画編集ソフトなど)は1つずつ使用
✅ 原因3:HDD(ハードディスク)を使っている
■ HDDとSSDの違いとは?
HDDは、レコードのようにぐるぐる回る部品が入った保存装置です。一方、SSDはUSBメモリのような静かな部品で、データの読み書きがめちゃくちゃ速い!
■ こんな症状があればHDDかも:
- 電源を入れてから使えるまで5分以上かかる
- ファイルを開くのに時間がかかる
- カリカリ音がしている
■ 対処方法:
- パソコンが対応していればHDDからSSDへの換装がおすすめ
- 電器店や修理業者に頼むと約1万円〜2万円で交換可能
- パソコンを買い替える場合は「SSD搭載モデル」と書かれたものを選びましょう
🌟 SSDに変えるだけで「別物レベル」で速くなります!
✅ 原因4:不要なファイル・キャッシュが溜まっている
■ どういうこと?
Webサイトを見たりアプリを使ったりするたびに、**一時的なファイル(キャッシュ)や履歴、ログなどの“ゴミ”**がパソコンにたまっていきます。
それが溜まると、パソコンの中がぐちゃぐちゃの部屋みたいになって、探し物(データ)に時間がかかるようになります。
■ 対処方法:
- 「スタート」→「ディスククリーンアップ」と入力し起動
- 「一時ファイル」「サムネイル」「ダウンロード済みプログラムファイル」などを選択
- 「OK」を押して削除
🧹 週に1回、掃除のつもりでやると快適!
✅ 原因5:ウイルスやマルウェアが潜んでいる
■ 見た目では分からない恐怖…
ウイルスやマルウェアは、勝手にデータを送信したり、裏で何かを動かしたりする悪者プログラムです。
目には見えませんが、CPUやネット回線をこっそり使ってパソコンを遅くします。
■ よくあるサイン:
- やたらと広告が出る
- クリックしていないのにページが勝手に開く
- ウイルス対策ソフトの警告が頻繁に出る
■ 対処方法:
- 有名なウイルス対策ソフト(Windows Defender、カスペルスキー、ノートンなど)でフルスキャン
- 信頼できないWebサイトや添付ファイルは開かない
- 心当たりのないアプリはすぐアンインストール
◆ 第2章:インターネットが遅い原因と徹底対策

✅ 原因1:Wi-Fiの電波が届きにくい場所にいる
■ なぜそれが起こるの?
Wi-Fiは“目に見えない電波”なので、壁・床・家具・電子レンジなどに邪魔されると、弱くなったり途切れたりします。
■ 対処方法:
- ルーターを「床置き」から「棚の上」や「部屋の中心」へ移動
- 「2.4GHz」より「5GHz」の方が速いが、距離に弱いので使い分け
- 離れた部屋には**中継器(Wi-Fi中継機)**を設置
✅ 原因2:多くの機器が同時に使っている
■ どういうこと?
Wi-Fiは「水道の蛇口」のようなもの。使う人が多ければ、水(通信)が細くなるのです。
■ よくある状況:
- 家族全員がYouTube、Netflix、ゲームなど同時使用
- スマートスピーカーやテレビが常に接続されている
■ 対処方法:
- 使っていないスマホやテレビのWi-Fiはオフ
- ルーター設定で「通信の優先順位(QoS)」を設定する
- 同時接続台数が多い場合は「メッシュWi-Fi」導入も有効
✅ 原因3:ルーターが古い・性能不足
■ どのくらい古いとダメ?
3〜5年前のルーターは、最新の通信方式(Wi-Fi6など)に対応していないことが多く、速度も制限されています。
■ 対処方法:
- 「Wi-Fi6」「IPv6」「MU-MIMO対応」のルーターに買い替える
- 月1回程度の電源再起動(電源を抜いて30秒→再接続)
✅ 原因4:回線自体が混雑している
■ これは避けられない?
夜9時〜11時は、まさに“ネット渋滞”タイム。特にマンションタイプのネット回線では、同じ建物内で共有しているため速度が落ちやすいです。
■ 対処方法:
- 「IPv6(次世代通信)」に対応した回線プランに変更
- プロバイダー(契約会社)を見直す
- どうしても改善しない場合は光回線の個別契約を検討
✅ 原因5:LANケーブルや差込口の劣化
■ え、ケーブルも関係あるの?
はい、古いLANケーブル(CAT5以下)は通信速度の上限が100Mbpsと低く、それが原因で速度が出ない場合もあります。
■ 対処方法:
- ケーブルに「CAT6」「CAT7」と記載があるか確認
- 差し込み部分のホコリやサビもチェック
- できれば「フラットケーブル」ではなく「しっかりした丸型ケーブル」を使う
まとめ

遅い=寿命、とは限りません。
パソコンやインターネットの速度が遅くなる原因には、必ず“理由”があります。
一つ一つの原因を見つけて対策をすれば、買い替えなくても快適さを取り戻すことができます!
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