限られた時間で成果をだす最強の勉強法!

モチベーション

今の世の中は時代の変化のスピードが速くなってきており、グローバル化が当たり前の時代になってきました。日本にいながら世界の人達とやり取りすることができるようになり、世界の人たちと競争しないといけない時代になっています。このような時代で生き残り、活躍するためには目の前のタスクをこなしながらも自分自身の成長のために勉強し、スキルを身につけていく必要があるのです。

今回の記事では、仕事と勉強を両立させ、目標を次々と達成させるための勉強法について紹介していきます。

結果を出す人の目標設定の技術

今まで勉強をやり続けていても結果があまりよくなかったりする経験はないでしょうか。ただやみくもに勉強していても効率は良くありません。目標を明確にし、長期のビジョンと短期のモチベーションを高めていく必要があります。

目標は数値で細かく具体的に設定し、進捗状況を毎回確認する必要があるのです。進捗状況を確認することができると、フィードバックを行うことができ、次につながる行動を考えることができるだけでなく、今までやってきた積み重ねを見ることができるのでモチベーションアップにもつながります。

この章では目標の設定の仕方について解説していきます。

目標の設定にはSMART目標を使う

SMART目標とは、Specific(より具体的な)、Measurable(評価可能な)、Achievable(実現可能な)、Realistic(現実的な)、Time-bound(期限内に達成可能な)という5つの言葉の頭文字をとったものです。SMART目標の立て方は以下の通りです。

2025年6月までにTOEICで900点以上取るために、単語帳を1日15ページ分暗記し、リスニング問題を1日10題解く。

ここで「英語ができるようになる」という目標ではだめです。できるようになるというのは、話せるようになることなのか、読めるようになることなのか、書けるようになることなのか具体的ではないからです。より細かく具体的に数値で目標を設定していきましょう。

また、期限を設けることで月単位、週単位、一日単位で計画を立てることができます。

目標を設定したら周りに公言する

目標を設定したら周りの人に公言しましょう。家族や友達に公言することも大事ですが、SNSを使っての公言もとても効果的です。SNSを使って仲間を増やしていき、同じ目標に向かって頑張っている人と情報を共有することでモチベーションが続きます。

継続する

目標を達成するためには継続することが何よりも大事です。ただ、社会人になると様々な理由で忙しくて時間を作れないことも事実です。ですので、隙間時間を捻出して5分でも10分でも良いので勉強すること。すぐに勉強に取り掛かれるように、単語帳などの勉強道具は常に携帯しておくべきです。

また、スマホに勉強用にアプリを入れておいてすぐにでも勉強できる状態にしておくことも一つの手です。勉強机については世話ってすぐに勉強できるように整理整頓をしておきましょう。すぐにでも勉強を始められるように机の上には参考書と筆記用具が置かれているとベストです。

目標のポートフォリオを組む

目標を複数持つことで、一つがだめになってもほかの目標を目指すことができ、リスクをコントロールすることができます。なるべく本業に相乗効果を及ぼすような目標でポートフォリオを組むようにすると良いでしょう。本業と全く関係のないことにコストをかけていては本業に悪影響を及ぼす場合があり、逆に効率が悪くなってしまう恐れがあります。

時間管理と集中力を高める技術

同じ24時間なのになぜあの人はあんなにも成果が出せるのだろうか、なぜあんなにも資格を取ることができるのだろうか。そのような疑問を持ったことはないでしょうか。その答えは時間管理の意識と方法にあります。

ただスケジュールを立てることを時間管理というのではなく、必要な時間を捻出することが本当の意味での時間管理です。

時間の使い方を見直そう

勉強における効率とは、「勉強の成果÷時間」です。少ない時間で以下に勉強の成果を増やすかを意識することが大事です。具体的には以下のことを意識し行動していけると良いでしょう。

①飽きたら別の強化の勉強をする

脳は単調なことを嫌います。ずっと同じことを繰り返していると集中力が切れて勉強効率が下がってしまいます。1時間ごとに勉強科目を変え、脳に刺激を与えることが大事です。

②期限を設ける

社会人になるとまとまった時間を確保することは難しくなります。5分や10分でも時間を捻出し勉強しましょう。また、隙間時間でいつでも勉強できるようにいつでも勉強道具は持っておくことです。もしくは、スマホに勉強用のアプリを入れておき、通勤時間や移動時間などでいつでも勉強できるようにしておきましょう。

勉強の技術

忙しい中で成果を出すには、頭の良しあしや能力のあるなしではなく、勉強の仕方や時間の使い方がポイントになります。この章ではLEAN(リーン)という考え方をもとにした生活の中の無駄をなくし、自分の時間とエネルギーを効率良く配分し、重要な仕事や勉強で最大限の成果を上げるための勉強法を紹介します。

「LEAN」の考え方

LEANとは、トヨタ自動車が考え出した生産過程における効率をよくする考え方です。LEAN勉強法は大きく分けて以下の5つの概念から構成されます。

①「目標を視える可」し、「やるべきこと」と「やらないこと」を明確にする

②「無駄を省き」時間を捻出し、やるべきことにフォーカスする

③「改善」を繰り返し、プロセスを磨き上げる

④そのプロセスを「習慣化」する

⑤長期的な展望を見据えながらも「小さな勝利」を意識し、モチベーションを高く保ち、LEANの良循環を継続していく

以上の5つの概念を実践に移していくことが成果を上げる近道となります。

リップルエフェクトを取り入れる

リップルエフェクトというのは波及効果のことです。SNSを使って自分の目標や取り組んでいることを公言し、同じ仲間や興味を持ってくれる人を増やしていきましょう。共に頑張る仲間を増やしてモチベーションを高めていければ勉強の効果もよりよいものとなります。

完璧を目指しすぎない

まずは80%を目指して取り組むことです。完璧を目指しすぎると、試験範囲がすべて終わらないまま試験当日を迎えてしまったり、提出期限に間に合わせないといけない重要書類を提出できなかったりという失敗が起こってしまう可能性があります。

まずは覚えられなくても良いから試験範囲をざっと終わらせること、書類全体にさっと目を通すことから始めましょう。そのあとで、覚えられなかった部分や苦手な部分を練習してみたり、指摘された箇所を守勢していけばいいのです。

完璧を目指すのではなくざっと一通り全体像を確認することから始めましょう。

まとめ

時代のスピードが速くなっている現代では効率よく学ぶ必要があります。効率よく学ぶ上で大事になってくるのは「目標の設定」、「時間管理と集中力を高めること」、「勉強そのもののやり方」です。目標を詳細に具体的に設定し、勉強時間を捻出して、モチベーションを高める工夫を凝らしながら勉強を進めていきましょう。

そうすることで、仕事と勉強を両立させ、目標を次々と達成することができるようになるでしょう。

ハーバード×MBA×医師 目標を次々に達成する人の最強の勉強法  著者 : 猪俣 武範

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